皆さん、こんにちは!
今日は、試合で不調に陥った時の対処方法について解説していきます。
本記事でお伝えしたいこと
・試合での不調はよくあること。自分なりの対処方法を用意しておこう
・試合中のフォーム調整はおすすめでない
・「準備とタイミング」を意識して、練習通りのパフォーマンスを目指そう
1. 避けることはできない試合の不調
練習の成果を確かめる方法と言えば、試合に出ることですよね。
試合経験も実力を高めてくれますので、試合に積極的に参加するのは非常に良いことです。
しかしながら、いざ試合に出てみると、練習ではできていた事もできなくなる場面が多々あります。
私自身、この経験をよく味わってきました。
1セットマッチなのに、20分届かないくらいの短時間で敗北したことも…
このような事態にならないためにも、正しい対処方法を用意しておく必要があります。
そんな私ですが、最近では不調でも、試合中に軌道修正できるようになってきました。
心がけていることとしては、
・無理にフォームを調整しようとしない
・時間をコントロールするように意識する
ことです。
一つずつ解説していきます!
2. フォームでの修正をおすすめしない理由
同じミスが続いた場合、フォームを調整してミスを減らそうとする方が多いかと思います。
例えば、「いつもより低い位置でテイクバックする」のような感じです。
私個人的には、試合中のフォーム調整はお勧めしません。
(※厳密には、練習試合では全然OKだと思いますが、大事な試合ではおすすめしない、といった意味です)
主な理由3つを説明します。
①時間を要してしまう
一発で正解のフォームを導き出すことはかなり難しいです。
修正➡何回か修正後のフォームで打ってみる➡ミスが減らなかったら再度調整…
のように、何ポイントも使ってトライ&エラーを繰り返す必要があるからです。
1セットマッチは最短で24ポイントで終わってしまいます。
そんな中で、フォーム調整に数ポイント要してしまうのはもったいないと考えます。
②効果が一時的である
往々にして、試合中に調整したフォームは、次の試合では通用しないことが多いです。
その時のコンディション(対戦相手、サーフェス、使用球)に合わせて導き出したフォームなので、当たり前ですよね。
試合毎に、フォームを調整し直すのは、非効率的だと考えます。
③迷走してしまう
皆さんが試合中で打っているフォームは、日々の練習で習得したものです。
フォーム自体は正しいものであり、疑ってはいけないと思います。
一度フォームを疑ってしまうと、「練習する意味があるのか?」と懐疑的になってしまいますし、
最終的には、練習モチベーションの低下につながる恐れもあります。
3. 時間をコントロールする方法
なぜ「時間をコントロールすること」が、不調の解消に重要なのか?
それは、試合中のほとんどのミスは、時間に余裕がないことから生まれているからです。
・準備が遅れる➡いつものフォームでストロークを打てない➡ミス
・準備は間に合った➡焦って早めにスイング➡ミス
といったのが一例です。
そのため、時間をコントロールすることができれば、ほとんどのミスは解消できると考えます。
次からは、具体的な方法を解説して参ります。
①通常の2倍準備を早くする
こちらは、主にストロークのミスに関する対処方法になります。
ストロークミスが起きてしまう根本的な原因は、練習と同じフォーム・打点で打ててないことです。
そこで、いつも以上に準備を早くするようにしましょう。
大げさな目標の方が効果的なので、私は「いつもの2倍早く」を意識しています。
目安として、ボールがバウンドするまでにテイクバックが完了している状態になっていれば完璧です!
特に、試合の序盤では準備が遅くなりがちです。
練習では、ショートラリーや球出し練習のような、ゆっくりめの動作から入るので、慣れない部分もあるかと思いますが、試合では1ポイント目から100%の動きを出すよう心掛けましょう!
②リズムを意識する
こちらは、ストローク・サーブに関する対処方法になります。
準備はできているはずなのに、明らかに変なミスをすることあるかと思います。
具体的には、ストロークがネット前でバウンドする、サーブがフレームにあたる、などです。
もはや、普段打っている時の感覚が無くなってしまう場面ですね。
その時は、普段打っているタイミングで打てていない可能性があります。
その時は、リズム感を意識して打ってみるのがおすすめです。
例えば、ストロークだと、バウンドの音で息を吸う、インパクトで息を吐く
サーブだと、トスを上げて1,2,3のタイミングで打つ、といった形です。
二次効果として、集中力の向上も期待できるので、ぜひ試合でも使ってみましょう。
それでもミスが続くときは…
これらの対策をしても、ミスが治らないことはあると思います。
その時は潔く、そのショットは封印しましょう。
残り手持ちのショットで、どのようにポイントを取得していくか考えることで、
「戦術面」でのスキルアップも期待できるためです。
4. まとめ
ここまで、試合で不調に陥った時の対処方法について解説して参りました。
ここまで読んで、「使えそう!」と思った方法があれば、ぜひ試合で使って見て下さい!
本記事でお伝えしたいこと
・試合での不調はよくあること。自分なりの対処方法を用意しておこう
・試合中のフォーム調整はおすすめでない
・「準備とタイミング」を意識して、練習通りのパフォーマンスを目指そう
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