ヨーロッパから南米まで大会が展開される2月シーズン。
今回はその中でも、久々のATP500大会であるABNアムロ・オープンの情報をピックアップしていきます!
本記事でお伝えしたいこと
・オランダ ロッテルダムで開催されるATP500
・室内ハードコート、車椅子テニスの部も開催なのが特徴的
・前年覇者のメドベデフ選手は欠場。本命はやはりシナ―選手!?
1. 大会概要
ABNアムロ・オープンは、オランダのロッテルダムで開催される大会です。
ロッテルダムは、首都アムステルダムに次いで、二番目に大きい都市として知られています。
川沿いに位置しており、古くから港湾都市として有名です。
モダンな街並みと近代的な高層ビルが並んでおり、綺麗な夜景も見どころです。
私も一度は行ってみたいと思っています…!
そんな都市で開かれるのがABN アムロ・オープン。
以前から気になっていた名前の由来ですが、「ABN・アムロ」は銀行の名前だそうです。
1974年に初めて開催され、今年で51回目の開催となります。
過去の優勝者を振り返ってみると、アッシュ選手、ベッカー選手、フェデラー選手のようにレジェンドたちが名を残しています。
本大会の特徴として、車椅子の部も開催している点が挙げられます。
車椅子の部は、2009年からの開催と比較的直近の設立ですね。
基本情報
カテゴリ:ATP500
日程:2024/2/12~2024/2/18
開催地:オランダ、ロッテルダム
サーフェス:ハードコート(インドア)
ドロー数:【男子】シングルス32名、ダブルス16ペア
【車椅子男子】シングルス16名、ダブルス8ペア
【車椅子女子】シングルス8名、ダブルス4ペア
大会公式HP:https://www.abnamro-open.nl/en
2. 注目選手
公式HPにて、ドローが発表されました(2024/02/10確認)。
男子シングルスのドローについては、以下のリンクからご確認下さい!
https://www.abnamro-open.nl/en/tennis/results/single-draw
残念ながら、昨年のアムロ・オープン覇者のメドベデフ選手は、疲労と故障のため欠場とのこと…
注目①:ヤニック・シナ―選手(イタリア)
まずは、期待大なのが第1シードのヤニック・シナ―選手。
今年の全豪オープンでは、見事にグランドスラム初優勝を果たしました。
昨年も準優勝を果たしており、本大会でもサーフェスとの相性の良さが伺えます。
懸念点としては、初戦の相手が地元の好敵手ボーティック・ファン・デ・ザンスフルプ選手(オランダ)であること。
初戦から調子を上げてこれるかがカギを握るでしょう。
注目②:アンドレイ・ルブレフ選手(ロシア)
次に、第2シードのアンドレイ・ルブレフ選手。
2022年本大会のチャンピオンでもあります。
今年も既に、香港テニスオープンにて優勝をマークしており、調子の良さが伺えます。
初戦の相手は予選勝者です。
順当にいけば、2回戦の相手はオジェ・アリアシム選手(カナダ)と対戦する予定です。
直近低調が続いているとはいえ、アリアシム選手も本大会優勝の経験があります。
本大会の注目ドローの一つですね!
注目③:ディノ・プリズミッチ選手(クロアチア)
最後にディノ・プリズミッチ選手。
まだ彼の名前を認知していない方も多いと思います。
プリズミッチ選手は、クロアチア出身の18歳(2024/02現在)。
今年の全豪オープンでは、予選を勝ち抜き、見事初の本戦入りを果たしました。
初戦でジョコビッチ選手と対決し、敗北したものの、
セットカウント1-3と健闘したことで注目を集めました。
本大会は、予選勝者との対戦からスタートする予定です。
活躍を重ね、実力を証明してくれると期待しています!
3. まとめ
ここまで、ABNアムロ・オープンの大会情報を紹介して参りました。
時差の関係でLIVE観戦は難しいかもしれませんが、無理ない範囲で結果を追いかけていきましょう!
ポイント
・オランダ ロッテルダムで開催されるATP500
・室内ハードコート、車椅子テニスの部も開催なのが特徴的
・前年覇者のメドベデフ選手は欠場。本命はやはりシナ―選手!?