皆さん、こんにちは!
本日は、壁打ちに関する記事です。
私は昨年良い壁打ちスポットを見つけたことをきっかけに、そこで良く練習をするようになりました。
元々はストレス発散が目的でしたが、壁打ちを始めてから上達速度がぐんと増した気がします。
そこで、壁打ちをするときに意識すべきだと感じる3点を紹介していこうと思います!
本記事でお伝えすること
・壁打ちは、自分が強化したいショットを好きなだけ特訓できる良い練習法
・無意識に打っているだけでは上達しづらい点に注意する
・壁打ちの時で最も大切なのは、「試合を想定した練習を心がけること」
1. 壁打ちのメリット
まず、壁打ちのメリットをいくつか紹介します。
1人で好きな時間だけ練習出来る
当たり前のことですが、やはり一番のメリットと言えばこれでしょう。
テニスは最低2人でプレーすることは可能ですが、それでもメンバーが集まらないことはあります。
モチベーションが高い時にテニスができないもどかしさは、誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。
壁打ちは一人でできるため、天気と体調が許せばいつでも練習することができます。
スクールと違って好きな時間だけ取り組めるため、時間的な縛りがない点もメリットと言えます。
上達に必須の反復数をこなせる
他のスポーツ同様かそれ以上に、テニスの上達には「反復」が重要です。
練習では、意識してフォームを修正することはできますが、
試合では、咄嗟にボールが飛んでくるため元の打ち方に戻ってしまいます。
これを解決するためには、無意識で修正後のフォームで打てるようになる必要があります。
そのためには反復練習は必須であり、壁打ちは反復練習に最適な環境です。
いろんなことを試せる
テニススクールやサークルで練習をする機会はありますが、
自分が練習したいショットの練習に時間が割けることは、そこまで多くないと思います。
他の人に迷惑をかけたくない…と試しづらい練習もありますよね。
壁打ちは、自分が打ちたいショットに特化して練習することができます。
特にサービスは、重要さに対して練習不足になりがちな傾向があります。
壁打ちで練習回数を増やせば、上達速度も一気に上がるでしょう。
2. 壁打ちで意識すべきポイント
次に、壁打ちにおいて意識するべきポイントを3つ紹介します。
①60~70%の力で打とう
壁の反発した際にボールの勢いが弱まる分、強めに打ってしまっていませんか?
しかしながら、実際に試合で同じように100%の力で打つことはほぼありません。
力んで打つと正しい運動連鎖ができず、上達の妨げになってしまう恐れもあります。
試合でベースとなる「60~70%ほどの力のショット」を安定して打つことを意識しましょう!
その際、ベースラインの距離より短めの場所で打ってしまっても問題ありません。
②ターゲットを意識しよう
対人スポーツであるテニスにとって、コース(配球)は勝敗を分ける大きな要素です。
したがって、壁打ちにおいてもターゲットを意識して打つことが大切です。
まずは、ネットの高さから十分クリアランスを設けた場所をターゲットとして練習しましょう。
安定してきたら、少し低めの位置や、高めの位置にターゲットを変えてみましょう。
配球のバリエーションが増え、試合を優位に進められるようになるはずです。
③目標設定をしよう
壁打ちをやっていると、打った時間や球数に意識が向きがちです。
ですが、これらを目標とするのは不適切であると考えています。
なぜなら、無意識に練習していても時間は過ぎますし、球数はこなせてしまうからです。
試合で打つ一球一球には、必ず意図が込められている必要があります。
したがって、真に注目すべきは「意図したとおりに打てた球数」です。
例えば、先の①や②で紹介したポイントを満たすために、
「しっかり脱力して打てた球数をカウントする」
「ターゲットに命中した確率を計算してみる」
などを目標とすることで、上達のスピードは加速するはずです!
3. まとめ
ここまで、壁打ちで意識すべきポイントを紹介してきました。
普段の壁打ちに一工夫するだけでも、上達速度がぐんと上がります。
効率よく練習し、楽しくテニスをプレーしましょう!
壁打ちのポイント
・60~70%の力で打つ
・ターゲットを意識する
・目標設定をしよう