皆さん、こんにちは!
本日は、2025年11月9日に販売開始となるDUNLOP FXシリーズの最新情報について紹介します。
強力なパワーアシストが特徴の黄金スペック FXシリーズ。
本記事では、商品ラインナップやテクノロジーについて、順番に説明して参ります!
※11/01時点で判明している情報を中心に解説しています。
1. シリーズ概要
DUNLOPラケットの主要シリーズは、
コントロール系のCXシリーズ、スピン系のSXシリーズ、そしてパワー系のFXシリーズです。
厚めのフレーム厚と幅広のシャフト形状が特徴のFXシリーズ。
パワーロスが少なく、他社の黄金スペックと比較しても高いパワー性能を有しているのが特徴です。
最新作は、モールド(金型)の変更が入り、よりパワーアップしてのモデルチェンジとなりました。
まず、2026年モデルのデザインはこちら。

今作のカラーは、バイオレット×ネオンブルーの組み合わせ。
前作よりも暗めのカラーリングになり、落ち着いた格好良い印象になりました。
2026年のFXシリーズの主要ラインナップは、以下の4種類となっています。
スペックを記載していますので、ぜひご確認下さい!
| ラインナップ | 500 TOUR | 500 | 500 LS | 500 LITE |
| フェイス面積 | 98inch² | 100inch² | 100inch² | 100inch² |
| 重量 | 305g | 300g | 285g | 270g |
| 全長 | 27.0inch | 27.0inch | 27.0inch | 27.0inch |
| バランスポイント | 315mm | 320mm | 325mm | 330mm |
| フレーム厚 | 21~23mm | 23~26mm | 23~26mm | 23~26mm |
| ストリングパターン | 16×19 | 16×19 | 16×19 | 16×18 |

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2. テクノロジー
FXシリーズに搭載されている主要テクノロジーを説明していきます!
2-1. POWER BOOST+ FRAME GEOMETRY
今作で新たに追加された、フレームの剛性に関するテクノロジーです。
フレーム各所の断面形状を細かく変化させ、剛性の調整をしています。
これにより、フェース剛性を高めパワー性能を高めるとともに、
面内剛性は柔らかくし、球持ち感を向上させることに成功しています。
2-2. POWER WAVE GROMMETS
今作新たに追加された、スイートスポットの拡大に関するテクノロジーです。
通常、ストリングを通すグロメットホールは一列に並んでいます。
これに対し、今作のFXシリーズはホールをジグザクに配置しています。
これにより、オフセンターのパワー性能を高めています。
2-3. POWER BOOST+ GROOVE
ストリングのたわみに関するテクノロジーです。
フレームに深めの溝が掘っており、インパクト時にグロメットが沈み込みやすい構造になっています。
これにより、ストリングのたわみが大きくなり、柔らかい打感とパワー性能を実現します。
2-4. POWER GRID STRING TECH
ストリングパターンに関するテクノロジーです。
粗いストリングパターンを採用することで、パワー性能の向上を果たしています。

新しいテクノロジーが2つ追加されました!
パワー性能は維持しつつ、スイートスポットや打感のような快適性を高めているようです
3. 性能予想
ここからは、ラケットの性能を6項目に分けて予想して参ります。
個人の予想ですので、あくまで参考程度に呼んでいただけると幸いです!
今回は、ラインナップの中で特に人気のFX500をピックアップします。
総評
「パワー性能・面の安定性が武器のパワー系ラケット」
打感の柔らかさ(5)
打感に関しては、硬すぎず柔らかすぎずになっていると予想。
前作通り、フレームの剛性自体は高めに維持しているので、しなりは少な目。
ただ、ストリングのたわみが大きくなるテクノロジーの追加により、前作よりはソフトな打感になっていると思います。
※Tennis Warehouse計測のRA値(柔らかさの指標)は、前作から2ポイント柔らかくなっているようです。
https://www.tennis-warehouse.com/Dunlop_FX_500/descpageRCDUNLOP-DF500.html
パワー(8)
高水準のパワー性能になっていると予想!
特に、ストリングのたわみをアップするテクノロジーが追加されているのが影響してそうです。
スイングスピードに自信がない方でも、簡単にスピードボールが打てる性能と思われます。
一方で、スイングスピードが速い方にとっては、ストリングのたわみがパワーロスに繋がる可能性もあり、技量によっては評価が分かれる所かと思います。
スピン(6)
スピン性能に関しては、やや高めの水準であると予想。
ストリングパターンが粗めのため、スナップバックが効きやすい印象があります。
パワー系のラケットではありますが、かけようと思えば十分スピンをかけられる性能を有していると予想できます。
コントロール(5)
コントロールについては、標準的な性能に仕上がっていると予想。
粗めのストリングパターンかつ弾きの強さが重なり、球種・球速の細かい制御は得意ではない方です。
ただ、ラケットの剛性が少し低くなったことで球持ち感が増え、前作よりはボールを制御しやすくなっていると思われます。
安定性(8)
安定性に関しては、高めの水準であると予想!
フレームの剛性が高めな分、オフセンターで打った時にも打ち負けづらいのがFXシリーズのメリットです。
今作はスイートスポットが拡大されているそうなので、守備面のアシストも高まっていると思われます。
操作性(7)
操作性に関しては、やや高めの水準であると予想!
ザ・黄金スペックなので、普段同じスペック帯のラケットを使っている方なら問題なく使えると思います。
スイングウェイトもそこまで高くは無いので、振ったら意外と重く感じる、といったことも少ないかと思います。

ずばり、今作はどんな方におすすめでしょうか!?

・少ない力で、コンスタントにスピードボールを打ちたい方
・オフセンターでのアシストなど、ミスに対して許容量の大きいラケットを探している方。
これからもっと上手くないたい!と思っている初心者~初中級者におすすめです
4. まとめ
ここまで、2026 DUNLOP FXシリーズについて解説して参りました。
フルモデルチェンジによって、より使いやすい性能になったFXシリーズ。
デザインの良さも相重なり、今作は人気になりそうな予感がします!
今回も最後までご閲覧ありがとうございました!


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