皆さんこんにちは!
本日は、限定のラケットに関する情報です。
今回紹介するのは、Wilson RF01 Pro Classicです。
先に説明すると、こちらはRF01シリーズの限定デザインで、
かつてフェデラー選手が愛用していたNcode Six.Oneシリーズをオマージュしています。
本記事では、Ncode Six.Oneシリーズを簡単に説明したのち、RF01 Pro Classicの情報をまとめて参ります!
限定モデルの情報だけ見たいよ、って方は「2. RF01 Pro Classicの情報」からご覧下さい。
記事後半にて、完売している本商品を手に入れる方法がないか考察を行いました。
あくまで考察であり、購入を確約できる訳ではございませんので、予めご了承下さいませ。
1. 概要
1-1. Ncode Six.Oneシリーズとは?
まず、Six.OneとはWilsonが昔販売していたラケットシリーズの一つです。
厳密に言うと、直近Pro LabsシリーズとしてSix.Oneが復活しましたので、まだ現役のシリーズですが。
競技者向けのラインナップとして人気だったSix.Oneシリーズ。
フレームは薄め、かつ剛性のあるラウンド形状(一部ラインナップはボックス形状)を採用。
ハードめなスペックでありながら、高いパワー・スピン性能を有していました。
今でもトップ選手の中には、Six.Oneモールドのプロストックを使っている選手もいるようです。
次に、NcodeとはWilsonが開発したテクノロジーの名称です。
ラケットはカーボン繊維で作られていますが、Ncodeはシリコンを混ぜ合わせた樹脂を使ってカーボン繊維を接着します。
カーボン繊維には隙間が存在していますが、本技術を使うと繊維間の隙間が埋められるようになります。
そうすることでラケットの剛性をより高め、パワーロスを減らせるというわけです。
1-2. なぜNcodeシリーズ?
NcodeシリーズはRF01と何の関係があるの?と気になる方もいるかもしれません。
その理由は、Ncodeはフェデラー選手の活躍を象徴するシリーズだからです。
2004~2006年頃に、Ncode Six.One Tour 90を武器として活動していたフェデラー選手。
このラケットを使っている間に、初の世界ランキング1位やグランドスラム8勝など、とてつもない記録を残しました。
更に、フェデラー選手がWilsonと生涯契約を結んだのもこのシリーズを使っている時の事。
まさに、全盛期を支えた一本というわけです。
1-3. RF01シリーズとは
打って変わって、RF01シリーズは2024年3月に発売されました新しいモデルです。
キャリア晩年に、フェデラー選手とWilsonが密かに開発されていたラケットであり、引退後にRF01シリーズとして誕生しました。
RF01シリーズのコンセプトは“PLAY IT FORWARD(ベースラインからネットへ ~引かない強さ~)”
アプローチショットやボレーで、攻撃的に前へ前へとプレーを展開していくことを表しています。
多彩かつ強力なショットを武器としたフェデラー選手を体現するかのようなコンセプトです。
振り抜きの良さとコントロール性能の高さが特徴のシリーズ。
極限まで空気抵抗を減らしたフレームの恩恵で、素早いスイング・攻撃を実現します。
RF01の詳細情報は、こちらの記事をご確認下さい!
2. RF01 Pro Classicの情報
次に、本題の RF01 Pro Classicについて説明して参ります。
スペック展開、デザイン、入手可否に着眼してまとめていきます!
2-1. スペック展開
現時点で発売が決定しているラインナップは、RF01 Proのみ。
以下に、基本スペックをまとめます。
フェイス(面)サイズ:98平方インチ
長さ:27.0インチ
重さ:320g
バランスポイント:315mm
フレーム厚:23.2-24.0-22.0mm
ストリングパターン:縦16本×横19本
ベース(中身)は2024年モデルです。
RF01の中で最もハードスペックであるRF01 Pro。
使いこなすには、沢山練習する必要がありそうです…!

思い入れのあるシリーズなので、使うのがもったいない!
と思う方も多いのではないでしょうか
2-2. デザイン
公式HPで公開されている画像を引用します。

既にご説明の通り、Ncode Six.Oneをオマージュしたデザインになっています。
本記事でも、フェデラー選手がSix.Oneを持っている画像を引用しましたが、再現性のあるデザインで良いですよね!
画像から分かる、デザインの特徴を箇条書きしていきます。
・ベースカラーは赤色
・フレーム3・9時の部分、シャフト内側は白色。
・フレーム内側は黒色。
・シャフト外側には、白のラインと“RF”のロゴ

基本のデザインはNcodeシリーズを踏襲しつつ、派手なロゴや装飾は減っています。
より洗練された印象があってかっこいい!
2-3. 今後買うチャンスってあるの…?
最後に、皆さんも気になっているであろう点についての考察です。
6月下旬に発売開始し即完売してしまったRF01 Pro Classic。
欲しかったけど逃してしまった方も少なからずいらっしゃるかと思います。
今後手に入れるチャンスについて、考えられる可能性をまとめていきます。
可能性① 虎視眈々と再販を待つ
まず考えられるのは、メーカーHPやテニスショップで再販を待つという選択肢。
中身そのものは現在発売しているRF01 Proであり、特別な材料の調達は必要ないはず。
Wilsonがその気になれば、増産できる体制ではあるとも考えられるでしょう。
ただ、現時点で再販をほのめかす情報は無いため、待つのは得策とは言えないでしょう。
可能性② 海外の通販を利用する
個人的に可能性が一番高いのは、海外通販の利用かと思います。
例を挙げますと、テニス用品の通販サイト”Tennis Warehouse“では、
執筆現在(2025/07/01)もRF01 Pro Classicは在庫ありの状態でした。
https://www.tennis-warehouse.com/Wilson_RF_01_Pro_Classic/descpageRCWILSON-WRFPCB.html
かつ、Tennis Warehouseは日本への配送にも対応している(はず!)なので、手に入れられる可能性は高いと思われます。
実際に検証したわけではございませんので、購入可否は各自でご確認頂けると幸いです。
また、偽の商品が流通している通販サイトも存在しているのも事実ですので、事前調査は必須です。
可能性③ フリマサイトで購入する
発売直後の本商品ですが、既にいくつかのフリマサイトで出品が確認されています。
いわゆる転売ですね。
中には、定価の倍以上の値段で出品されているものも存在します。
個人的としては転売行為に反対ですので、購入して頂きたくはないですが…
どうしても手に入れたい方には選択肢の一つになるかとは思います。
3. まとめ
ここまで、RF01 Pro Classicについて解説して参りました。
想像以上の人気で、改めてフェデラー選手の影響力を感じるラケットでしたね!
これをきっかけに、他の過去デザインの復刻にも期待したいところ
最後までご閲覧頂きありがとうございました!
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