皆さん、こんにちは!
本日は、2024年12月15日に情報が解禁されましたPURE DRIVEシリーズの情報について紹介します。
1994年に新発売され、ラケット業界に革命を起こしたPURE DRIVEシリーズ
前作発売が2020~2021年と、かなり期間を空けてのモデルチェンジとなりました。
30周年記念の限定デザインは昨年発売されました↓
既に完成されたシリーズでありますが、どのようなアップデートがあるのでしょうか?
スペック展開やテクノロジーについて、順番に説明して参ります!
※12/15時点で判明している情報を中心に解説しています。
1. シリーズ概要
Babolatのラケット3種類は、
パワー系シリーズのPURE DRIVE。
スピン系シリーズのPURE AERO。
そして、コントロール系シリーズのPURE STRIKE。
とラインナップごとに立ち位置がはっきり分かれています。
PURE DRIVEシリーズは、強めのパワーアシストが特徴で、初心者から上級者まで愛用者が多いことで有名です。
また、パワー性能に注目されがちですが、スピン性能も十分にあります。
とりあえずこの一本持っておけばOK!と言い切れる万能ラケットです。
2025年モデルのデザインはこちら。
前作と比較して、メインカラーの淡いブルーと、差し色のレッドが特徴となっています。
若干昔のデザインに近い、クラシカルな印象があります。
2025年のPURE DRIVEシリーズのスペック展開は、以下の7種類となっています。
主要スペックを記載していますので、ぜひご確認下さい!
ラインナップ | PURE DRIVE 98 | PURE DRIVE+ | PURE DRIVE | PURE DRIVE TEAM |
フェイス面積 | 98inch² | 100inch² | 100inch² | 100inch² |
重量 | 305g | 300g | 300g | 285g |
全長 | 27.0inch | 27.5inch | 27.0inch | 27.0inch |
バランスポイント | 325mm | 320mm | 320mm | 320mm |
フレーム厚 | 21-23-21mm | 21-26-23mm | 23-26-23mm | 23-26-23mm |
ストリングパターン | 16×20 | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
ラインナップ | PURE DRIVE LITE | PURE DRIVE SUPER LITE | PURE DRIVE 107 |
フェイス面積 | 100inch² | 100inch² | 100inch² |
重量 | 270g | 270g | 300g |
全長 | 27.0inch | 27.0inch | 27.2inch |
バランスポイント | 330mm | 330mm | 330mm |
フレーム厚 | 23-26-23mm | 23-26-23mm | 23-26-23mm |
ストリングパターン | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
2. テクノロジー
PURE DRIVEシリーズに搭載されている新テクノロジーを説明していきます!
2-1. NF²-TECH 2.0
インパクト時の衝撃を吸収し、打球感を向上するテクノロジーです。
フレーム内部に、振動吸収効果のある亜麻素材(FLAX)を搭載しています。
YONEXをはじめ、各社が導入を進めている素材です。
モデルごとに亜麻素材の搭載箇所を最適化しており、シャフト部や、フェイス部3時9時の位置などに搭載されています。
2-2. STABLE BEAM
PURE DRIVE 98に搭載されているテクノロジーです。
フェイス部の2時10時の位置のフレーム形状がボックス型となっており、ホールド感が向上されています。
加えて、フェイストップ部のスイートスポットが拡大されており、先端でヒットした時のパワーと安定性を高めています。
2-3. WOOFER 2.0
PURE DRIVE TEAM、LITE、SUPER LITE、107に搭載されているテクノロジーです。
フェイス下部に特殊な構造を設けることで、縦のストリングの長さを延長しています。
それにより、ヒット時のストリングのたわみを拡大し、ホールド感を高めています。
3. 性能予想
ここからは、ラケットの性能を4項目に分けて予想して参ります。
個人の予想ですので、あくまで参考程度に呼んでいただけると幸いです!
柔らかさ【☆☆☆・・】前作より振動吸収性が向上
剛性感のあるフレームが特徴のPURE DRIVEシリーズ。
今作も、その点は変更が無いと予想されます。
ただし、ストリングのたわみを増やす工夫が施されているほか、NF²-TECHテクノロジーの搭載もあり、
実際のフレーム剛性よりは、打感は柔らかく感じると思われます。
また、大幅アップデートがあったPURE DRIVE98については、ボックスらしいしなり感を味わえると期待されます。
パワー【☆☆☆☆☆】パワー性能は健在、前作よりは控えめか
持ち前のパワー性能は、今作も健在であると予想されます。
ただ、スピードボールに特化していた前作と比較すると、ある程度おさまりの良い=飛びすぎない性能になっている可能性があります。
※ラケットのモデルチェンジは、パワー・剛性感アップ➡収まり・柔らかさアップ➡パワー・剛性感…
のように、交互に性能がシフトすることが多い気がします。
より多くの顧客ニーズに応えるためでしょうか…?
スピン【☆☆☆☆・】自然に振ってもかかるスピン性能
無理にスピンをかけようとしなくてもかかる、高いスピン性能と予想されます。
ストリングのたわみが大きくなるようなテクノロジーにより、ボールとストリングの接地時間が確保されています。
そのため、ストリングのスナップバックがはたらき、高弾道のスピンショットを打つことが出来ます。
特に、スペック・テクノロジーに変更があったPURE DRIVE98については、
ラケット先端で引っ掛けて打つスピンショットが武器となりそうです。
コントロール【☆☆☆・・】やや暴れ気味も、前作よりは改善か
ずば抜けたコントロール性能は無いものの、前作より取り扱いやすくなっていると予想!
パワー・スピン性能が非常に高い分、コントロールが乱れがちになるのは当然ですよね。
ただ慣れれば十分使いこなせるので、ネックに感じる必要はありません。
加えて、今作はボールのホールド感を高めることで、暴発は少なくなっていると思われます。
4. まとめ
ここまで、2025年モデルのBabolat PURE DRIVEシリーズについて説明して参りました。
久しぶりのモデルチェンジということで、注目されている方も多くいらっしゃると思います。
個人的には、大幅なモデルチェンジとなったPURE DRIVE 98に注目していきたいと思います。
最後までご閲覧ありがとうございました!
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