皆さんこんにちは!
本日は、発売前のラケットに関する記事です。
ご紹介するのは、HEAD GRAVITY TOUR98。
現時点で判明している情報や、性能予想まで解説して参ります!
製品概要
9月中旬ごろから、SNSでちらほら見かけるようになったHEADの黒塗りラケット。
そのコスメから、HEAD GRAVITYシリーズであること、
そして、TOUR98という新しいラインナップであることが判明しました。
■GRAVITY TOUR #待望の98
— 🎾RTSライズテニスサービス (@RTS_K) September 16, 2024
ティザーラケットを打ってきました。98sq、フラットビーム、スッキリした打球感…こういうのが良い…!!#ライズテニスサービス#ストリンギング#ラケットチューンナップ#ヘッド#千葉市https://t.co/YEtclrwkNT pic.twitter.com/tDjpnWSgUT
とても格好良いデザインですよね笑
ただ、プロトタイプであるため、発売時は別のデザインになる見込みです。
スペック
デザインは未公表ですが、スペックは既に公表されています。
主要スペックは以下の通りです。
名称:GRAVITY TOUR 98
重量:305g
バランスポイント:320mm
フェイスサイズ:98inch²
スペック的には、現在発売されているGRAVITY TOURと近しいです。
GRAVITY TOURと異なるのは以下の二点です。
フェイスサイズが100➡98inch²と小さめに変更
ストリングパターンが18×20➡16×19と粗めに変更
フレーム厚についてはTOURと同じ22mmなのか、情報は未確定です。
開発の背景(推測)
元々5種類のラインナップがあったGRAVITYシリーズ。
今回の新スペック追加は、競技者からの要望に応えて開発されたと予想されます。
トッププロを中心に、熱い支持を受けているHEADのラケット
様々なラインナップがありますが、ほとんどのシリーズにフェイスサイズ100平方インチ未満のスペックが用意されています。
具体的には、
PRESTIGEシリーズ➡TOUR
RADICALシリーズ➡PRO MP
EXTREMEシリーズ➡PRO
BOOMシリーズ➡PRO
対してGRAVITYシリーズは、競技者向け(コントロール系)ラケットでありながら、98平方インチのラインナップがありませんでした。
元々スイートスポットの大きさを売りにしているシリーズのため、100平方インチに拘っていたためですかね?
以上のことを踏まえると、支持層の多い競技者から要望を受けて、新スペックを開発したと予想できるのです。
この流れだと、SPEEDシリーズに98平方インチモデルが登場する日も遠くない…?
性能予想
ここからは、ラケットの性能を4項目に分けて予想して参ります。
個人の予想ですので、あくまで参考程度に呼んでいただけると幸いです!
柔らかさ【☆☆☆☆・】ボールの重みを感じる柔らかめの打感
柔らかいかつ薄めのフレームが特徴のGRAVITYシリーズ。
今回のTOUR98も、ボックス形状らしい打感が継承されていると予想されます。
同時に特徴的なのが、しっかりめの打球感。
インパクト時にはボールの重みを感じやすく、低い打球音でボールが飛んでいきます。
フレームのしなりと打球感が欲しい、という方にはぴったりのフィーリングと予想されます。
パワー【☆☆☆・・】プレイヤーを邪魔しない、程よいパワーアシスト
ガチガチの競技者でなくても使えるパワーアシストが備わっている予想されます。
根拠としては、以下のような点が挙げられます。
・ストリングパターンが16×19と粗め(元々GRAVITYシリーズは粗めなのに加えて)
・スイートスポットが通常より上部にあり、遠心力を活かした強いショットを打ちやすい
とはいえ、黄金スペックを始めとするパワーラケットよりはアシストは低めです。
ある程度パワーのある人が、ボールを潰して打つことを想定したラケットと思われます。
スピン【☆☆☆・・】ラケットのしなりを活かした、強めのスピン性能
バランスの取れたスピン性能を備えていると予想されます。
個人的には、GRAVITYシリーズはスピンショットを打ちやすいと思っていまして、
しなるフレーム×粗めのストリングパターン×フェイス先端のスイートスポット
の組み合わせが効いているのだと考えています。
TOUR98も上記の特徴を兼ね備えていますので、平均点以上のスピン性能になっていると考えられます。
「かけようと思った分だけかけられる」といったイメージですかね
コントロール【☆☆☆☆・】狙った場所に打ち込める安定性
GRAVITYシリーズの持ち味であるコントロール性能は受け継がれていると予想!
重量は305gと少し重めではあるものの、98インチとなったフェイスサイズの恩恵で、
取り回しもよく、コントロール性は高いと予想されます。
重めの打球感があるため、インパクト時手に伝わる情報量も大きく、
微細なボールコントロールもしやすい印象があります。
しっかりスイングしつつボールをコントロールしたい、といった方にはぴったりかと思います。
まとめ
総評:バランスの取れた性能で、競技者向けの定番ラケットになる予感!
ここまで、発売前のGRAVITY TOUR98について、概要と性能予想を説明して参りました。
元々のGRAVITYシリーズの強みを残しつつ、
・フェイスサイズを小さくすることで振り抜きをプラス
・ストリングパターンを粗くすることでパワー・スピン性能をプラス
と、バランスの取れた一本となっています。
スペック的にも、Wilson BLADEシリーズの競合となるのでしょうか。
今後の情報にも注目していきましょう!
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